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【ワンピース考察】世界の謎は地球空洞説にあり。“ひとつなぎの大秘宝”の謎についての予想を書く話。

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今週のお題「告白します」

この記事は、漫画『ONE PIECE』の“ひとつなぎの大秘宝”について、「たぶん、コレなんじゃないか」と考えた予想記事第二弾になります。

 


 

 

 

以前書いた記事と内容が被りますが、興味がある方はこちら(↓)もどうぞ。

retrogameraiders.hatenablog.com

 

ONE PIECE』は、ある惑星の地下世界の話

オカルト世界には「地球空洞説」というものがありまして。実は地球の内部は空洞で、その内側には内部世界が広がっているという説です。

 

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で、俺は『ONE PIECE』の世界は、とある惑星の内部にある地下世界の話だと予想をしています。根拠は、『ONE PIECE』では「夜のシーンで星が描かれない」「星についての話がない」ことです。

月は描かれています。しかし、星が描かれることはありません。星について語られることもありません。空があるのに星についての言及がないというのはおかしくないでしょうか。航海をテーマにした漫画なのに「北極星」の話とか一切ありません。ログポーズというアイテムや設定があるにしても、ここに不自然さを感じます。

なぜ、星が描かれない&語られないのか。それは星が見えない地下世界での話だから、というのが俺の予想です。

地下世界なら太陽についてはどう説明するんじゃいという話があるのですが、ここでは一旦保留とします。

 

世界=球体が当たり前の違和感

ONE PIECE』の世界では、「世界=球体」というのが当たり前の常識として語られています。俺たちの世界で大航海時代(15世紀~17世紀半ば)と同じくらいと思われる大海賊時代の世界で、「世界=球体」と認識されているのはおかしくないでしょうか。

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そもそも海賊王ゴールド・ロジャーが偉大なる航路(グランドライン)による世界一周を成し遂げたのが20年前。これは世界が球体であることの証明だと思うのですが、それ以前に、オハラの地球儀のように、誰かが確かめたわけでもないのに「世界=球体」ということが世界の常識として成立しているのは明らかにおかしいです。

何者(五老聖?)かがそうであるかように思いこませている可能性が高く、ここにこそ世界の秘密が隠されているとは考えられないでしょうか。

ということは、

逆に考えれば、当たり前だと思われている「世界=球体の表面」というところが怪しいのではないかと睨んでいるわけです。

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ログポーズの違和感

「世界=球体の表面ではない」「地下世界」の説の理由の1つが、ログポーズの違和感です。ほとんどの惑星には磁気軸が存在し、北極点と南極点が存在します。この二点より磁場が生まれて、コンパスが機能するのが俺たちの世界での常識ですが、『ONE PIECE』ではこの磁気がありません。磁気は島が発しているという設定です。

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つまり、地球型惑星の物語とは考えにくいのではないでしょうか。「世界=球体の表面」ならば、この磁力の在り方はおかしいのです。

 

“ひとつなぎの大秘宝”とは

俺は、「もう1つの世界」だと予想しています。

ONE PIECE』が地球空洞説による「星の地下世界」での冒険活劇だとしたら、最高のお宝は星の表面、そこに広がっているもう1つの世界だと考えました。

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ゴールド・ロジャーが放った最期の言葉にある「この世の全て」とは「世界の秘密」のことであり、すべてだと思っていた世界は本当の世界のほんの一部でしかなかったということではないかと予想しています。

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最後の島で「空白の100年」「Dの一族」「古代兵器」の意味のすべてを知り「莫大な宝」を前にしてロジャーが笑った理由は、自分たちが世界一周の最終地点だと思ったところは、新しい世界のスタート地点だったという事実…というのはどうでしょうか。形のある財宝ならば持ち帰ることができると思うのですが、持ち帰っていないということは持ち帰れない財宝と考えるほうが自然です。

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そしてシャンクスが号泣した理由は、新しい世界があることを知り、誰よりもその世界を冒険したいと思っているロジャー自身に、もうその時間がないことを知ってのことだと考えれば辻褄が合います。

 

「空白の100年」の謎

ONE PIECE』には世界政府が生まれた800年前の前に「空白の100年」という歴史に一切記録がない時期が存在しています。800年前に20人の王たちによって世界政府が生まれたこと、オハラの研究によって空白の100年に世界政府と敵対した巨大な王国が存在していたことなどから、空白の100年とは、世界政府が不都合な真実を隠したと考えるのが妥当でしょう。

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では、世界政府は何をしたのでしょうか。俺は、もう1つの世界の存在を人々の記憶から消したこと、もう1つの世界との行き来を封印したこと、と予想しています。なぜ、そのようなことをする必要があったのか。地下世界で絶対的な権力を握るためだったのではないでしょうか。

ということは、こういうふうには考えられないでしょうか。

オハラがつきとめていた「巨大な王国」は本来、地下世界に対して絶大な力を持っていた。その「巨大な王国」は外の世界との行き来を管理する立場にあり、地下世界にいる人たちは800年以上前に外の世界に出ていく約束があった。外の世界に行くために特殊な方法でしか行くことができず、それには約束の船ノアと海王類たちの力が必要だった。しかし、この約束は果たされない。

なぜなら、外の世界に出ていくことを良しとしない「巨大な王国」の裏切り者がいたからだ。それがイム様。彼は「巨大な王国」が所有していた古代兵器プルトンを味方につけた地下世界の20人の王たちに引き渡し、その力を使って「巨大な王国」を滅ぼす。そしてその存在を歴史から抹消する。なぜ、抹消しなければならないかというと、存在自体が世界支配の障害になるため。この場合、隠しておきたいもう1つの世界を存在と繋がってしまうから。イム自身はオペオペの実かそれとは別の方法で不老不死となっており、本当の歴史を知る唯一の生き証人でもある。空白の100年とは、歴史を途絶し、新しい世界の常識に塗り替える期間だった。

…という予想です。

 

重要要素である「月」

ONE PIECE』の世界が地下世界であることを証明要素の1つが「月」です。空島スカイピア編の後、エネルがマキシムで月に向かう話が扉絵で語られますが、その月には空気があります。そして、飛空船のようなマキシムでたどり着けてしまうことから、俺たちの世界のように、宇宙にある衛星ではないことは明らかです。

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(ここでは星が描かれているのですが星とは限らない(笑))

月には失われた遺跡ビルカが存在し、ビルカは資源不足のために滅びたとされています。月は地下世界を管理する上で重要な役割があり、「巨大な王国」の所有物だった可能性があり、資源不足に陥ってしまったのは本国が滅ぼされてしまったことにより補給ができなくなってしまったからとは考えられないでしょうか。

ワノ国の大名の名前は「黒炭」以外はすべて「月」がつきます。光月家と契りを結んでいるミンク族たちも月の獅子化をするなど「月」との関係が深いです。さらに言えば、Dの一族の「D」カタチも象形文字の「月」と同じカタチ。このあたりはすべて関連していると予想しています。

 

物語構造から読み解く“ひとつなぎの大秘宝”

偉大なる航路の終着地であるラフテルには、もう1つの世界の存在とそれに関わりつつ世界の常識をひっくり返してしまう「何か」があり、ロジャーたちはそれには手をつけず、後の世代の者たちに委ねるという判断をしました。

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赤毛のシャンクスは、ロジャーの意志を継いで、新しい世代の台頭と時代が変わることを待っていると思われます。ロジャーによって引き起こされた「大海賊時代」がロジャーが望む未来に帰結するように見守っている気がします。

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ONE PIECE』の物語は、海賊というアウトローを主人公に置いている作品ですが、対立において「正義vs悪」ではなく、「支配・管理vs自由」という構図であることがうかがえます。そのため、物語の終わりも「支配・管理vs自由」という構図になると思われ、それは「支配・管理する者たちvs自由を愛する者たち」ということになるでしょう。「支配・管理する者たち」は世界政府であり、その世界政府を倒して手に入れるものは「自由」になると思うのですが、その自由は犯罪の匂いのする無法の自由であってはなりません。少年マンガとしては健全な自由であるべきです。

個人的には、「支配・管理する者たち」として世界政府との戦いが終わった後に、どんな「自由」を手に入れるかで黒ひげ海賊団との対決が控えていると考えています。

で、

健全な自由であり、ルフィが一番喜びそうでありながら、読者も納得する“ひとつなぎの大秘宝”というと、冒険の終わりがさらなる大冒険のはじまりという「もう1つの世界」以外には考えられないんじゃないかなぁと思っています。

 

以上、仕事中にこんなことをずっと考えていたという俺の告白でした。楽しんでいただけたら幸いです。 m(_ _)m