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【U-NEXT生活】『ショーシャンクの空に』――失ってはじめて知る小さな幸せを価値を、俺たちは日ごろから真剣に探すべきだろう。

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「感動した!」という感想が多い映画ですが、たしかにそういう一面もあるかもしれないのですが、そういう括りに加えてしまうと、本当の意味でのこの作品の良さが見えてこなくなる気がする映画です。今回も、動画配信サービス『U-NEXT』で見放題で観れるいい映画を紹介いたします。

 

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ショーシャンクの空に』とはこんな話

物語は、一人の若い男が劣悪な環境のショーシャンク刑務所に収監されるところから始まる。男の名は、アンドリュー・デュフレーン(アンディ)。彼は若くして銀行副頭取を務める優秀な銀行マンだったが、妻とその愛人のプロゴルファーを銃殺した罪を問われ、終身刑となったのだった。

 

そんなアンディを冷ややかな目で見る囚人がいた。彼の名は、エリス・ボイド・レディング(レッド)。刑務所内で“調達屋”の異名を持つ俺は、塀の外と中にパイプを持っていて、どんなものでも手に入れることを売りとしている。レッドの目から見て、アンディはその他大勢の囚人とはどこか違う雰囲気を感じていた。

 

ある日、アンディはレッドに話しかける。「手に入れたいものがある」と。それは、小さなロックハンマーだった。あまりにも時間がありすぎる塀の中での生活では趣味を持たなければ精神が持たない。アンディは石を削って彫刻を作りたいので、ロックハンマーが欲しいという。それがキッカケで、アンディとレッドは話をする仲になっていく。

 

アンディは不思議な男だった。ある日、刑務所の屋根の工事を行なっていたアンディやレッドたちは、主任刑務官ハドリーの愚痴を聞く。兄が亡くなり、遺産が手に入ることになったのだが、税金でほとんど持って行かれてしまうという。話を聞いていたアンディはハドリーに話しかける。「奥さんを信用していますか?」。夫婦仲を侮辱されたと思ったハドリーは怒り狂うのですが、アンディは続けます。「もし、あなたが奥さんを信用しているのなら、そのお金を奥さんに贈与すればいい。その金額なら贈与税はかからない。贈与にかかる書類は複雑なので弁護士に頼る必要があるが、私ならその書類を書けます」と。その見返りに、アンディは屋根工事をしていた仲間たちに、仕事終わりにビールをおごってくれることを求めるのでした。

 

それは、ショーシャンク刑務所に起きた1つの奇跡。レッドたちは屋根の上でビールを飲みながら、忘れかけていた何かを思い出すのでした。その感情は、たぶん、“安息”というものなのでしょう。

 

この1件でアンディの資質を知った刑務官たちは、施設の経理業務をアンディに依頼するようになる。それに伴い、アンディは刑務所内の図書館を整備し、囚人たちに本を読む機会を与えたいと考えます。しかし、予算は降りません。そこでアンディは州議会へ、図書館増設のための予算を下ろしてくるように、毎週1通、手書きの嘆願書を送ることにする。6年間、毎週届く嘆願書に根負けした州議会は、わずかな寄付金と大量の古書を送りつけてくることに。これがキッカケで、ショーシャンク刑務所にきちんとした図書館が作られることになったのでした。

 

アンディによって、劣悪と言われていた刑務所の環境は少しずつ変わってきます。そんなアンディをずっとそばで見てきたレッドは尋ねます。「本当に奥さんを殺したのか?」と。アンディは首を横に振りました。でも、「僕が殺したも同然だ」と言います。アンディは美しい奥さんのことを心から愛していました。でも、その気持ちを伝えることができなかった。その結果、奥さんを悲しませることになり、奥さんはその寂しさを埋めるために外に男を作ることに。アンディは自分がきちんと奥さんに自分の気持ちを伝えられていたら、奥さんは男を作ることもなかったし、その男の家に押し入った強盗に殺されることもなかったと考えていたのです。

 

「僕が殺意を持っていたと思われても仕方がないタイミングで、妻と愛人が誰かに殺された。不運だったのだと思う。しかし、不運がこれほどのものとは思わなかった」

 

見上げれば、青い空が広がっています。空は世界のどこまでも続いているのに、囚人たちは強大な塀に阻まれて、その中で暮らすことを余儀なくされている。最初は塀のことを恨む。そのうち塀があることに慣れてしまう。そして、ついには塀に依存するようになる。中に長くいすぎたことで、外でやっていく自信がなくなっていく。終身刑とは、人としての可能性を奪っていく刑なのだと、レッドは語るのでした。

 

そんな平穏な塀の中での生活が15年ほど経過した頃、1人のコソ泥がショーシャンク刑務所に収監されます。アンディやレッドと親しくなった彼の口から、驚くべきことを聞くことになります。別の刑務所で部屋が同じだった男が、「プロゴルファーとその女を殺ったことがある。しかも、警察は女の亭主の銀行マンを捕まえて刑務所に送り込んだ」と言っていたというのです。

 

アンディの無実を証明する千載一遇のチャンス。みんなが、今までいろんな恩のあるアンディのために働きかけるのですが…。

 

ショーシャンクの空に』の感想

20年くらい前に観た時には、「やっぱり最後に笑うのは頭のいい人なんだな」とか「男同士の友情っていいなぁ」という感想だったのですが、月日も経って感想が変わってきました。不自由さを知って、人は自由のすばらしさを知る。失ってはじめて、そのありがたみを知る。自分の幸せはいつもすぐそこいらにあふれているのに、それは失わないと気がつかない。そして、失ってからでは二度と取り戻せない。そんなメッセージがあるように感じました。

 

変にヒューマンドラマを気取っている感じでもなく、淡々とした日常を描きながらついつい観てしまう映画で、最後には思わず微笑んでしまうようなハッピーエンドが待っています。なんか気分が落ち込み気味な時に観ていただきたい作品です。

 



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