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今考えるとどう考えてもおかしい年末年始の記憶があるんだけど、あれってなんだったんだろう?という話。

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みなさん、年末年始はいかがお過ごしでしたか?
俺はステイホームで大人しくしていたわけですが、そういえば子どもの頃のあの年越しだけはどう考えてもおかしかったよなぁ…という記憶がよみがえってきたので、書いてみたいと思います。

 


 

 

 

 

俺が小学校高学年のある年のことなんですけど。

  

実家を増改築することになったんですね。リビングとダイニングの外側の壁をぶっ壊して、リビングとダイニングを広げようという増改築を行なったのです。ところがこの工事には問題が1つありまして。なんと、工事期間が年末年始期間をはさんでいたんです。

 

その結果、どうなったのか。12月29日~1月3日の期間、俺たち家族は、壁が完全に壊されて、ブルーシートを張っただけのリビングで正月を迎えることになったのです。これ、想像がつきにくいと思うのでもう少し解説します。

 

まず、リビングはカーペットがはがされています。床板が丸見えです。リビングは工事をしている最中のエリアなので、もともとリビングにあった家具のほとんどは、廊下の先にある和室に移動させられています。リビングに壁はありません。すでに壊されていますからね。プライバシーを守るためにブルーシートが張られています。張られているだけです。年末年始の冬の強風にあおられて、バタバタバタと大きな音を立てています。幸い、電気はまだ通っています。なので照明はあります。コタツもつけられます。石油ストーブも設置されています。

 

が、

 

クソ寒いわけです。廊下のほうがあったかい。当たり前ですよね。壁がないんだからほとんど外なわけですよ。そこに石油ストーブをつけても、コタツを置いても、クソ寒いに決まっているわけで。しかもこの部屋、テレビがないんですよ。なぜなら、壊した壁のほうにアンテナ線があったのでテレビが見れない。仕方がないからラジオをかけるわけです。ほとんど外のリビングで、家族全員が外着を着て、ガタガタと震えながらコタツに入り、ラジオを聞く。おかしいですよね?

 

ちょっと考えればですよ。「別の部屋で過ごせばいいんじゃない?」という発想になるじゃないですか。部屋は他にもあるんだから。壁がなくて外気が入りまくっている部屋よりも、他の部屋のほうが絶対にあったかいわけです。廊下でもいい。にも関わらず、父も母もその部屋で年末年始を過ごすと言いました。壁がなくなろうとも、リビングで過ごすのが当たり前だと言わんばかりに。

 

晦日。ほとんど外のリビングでコタツに入りながら食べた年越しそばは、すげえあったかくておいしかったです。しかし、汁がどんどん冷めていくのを唇で感じて、なんだか寂しい気持ちになりました。

 

という年末年始を過ごしたことがあったんですよ。

 

これは、夢オチなどではなく事実なんです。そして、子どもの頃は特に気にしていなかったのですが、自分も子どもを持って親になった今思い返すと、「やっぱりおかしいだろ?」と思うわけです。正気とは思えない。だって、寒いのが間違いない壁のない部屋で過ごすことに固執する理由は何もないわけですから。下手したら風邪を引くわけで、インフルエンザにかかるかもしれない。年末年始は病院がやっていないから大変です。まともな生活をするのならリスクが高いことをあえてやっているんですね。ウチの両親のことを考えると、「他の部屋で過ごすという選択が思いつかなかった」とは考えにくいです。では、なぜ、ほとんど外のようなリビングで数日間過ごす必要性があったのか、リビングに固執する必要があったのでしょうか。

 

これを考えると、なんか、ウチの両親の心の「闇」みたいなものに触れることになりそうで、怖いんですよね。

 

という、特にオチのない年末年始の過ごしかたのお話でした。で、この話、最近になって謎が解けるのですが、それはすごく長くなるので別の機会に。