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会社を逃げたヤツが、また逃げたらしい話。

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この話は、以前、このブログで俺が激おこした会社から逃げた純情くんの続報になります。まあ、ゲンナリする話ですよ。

 


 

ちょうど一年くらい前の話になりますが、俺が勤めているベンチャー企業の営業メンバーが一人職場から逃げました。「ベンチャー×逃げる」という単語を聞くと、「またブラック企業の話か」と思われるかもしれませんが、ウチの会社はブラックとは程遠いホワイト環境であり、そのような恵まれた環境の中で、不義理を働いて辞めた純情くん(仮名)のことを、俺は正直快く思っていません。

 

▼以前の話▼

retrogameraiders.hatenablog.com

 

retrogameraiders.hatenablog.com

 

そんな純情くん(仮名)の続報が入ってきました。

いや、正確に言うと別に知りたくはなかったのですが、事故みたいなもので知ることになったというか。そのプロセスも「やれやれだぜ…」という感じなのですが、順を追ってお話ししていきますね。

 

去年の9月。純情くんはかんしゃくを起こした子どものように突然「もう、ムリ!」と言って会社を辞めました。その辞めかたがあまりにも無責任すぎたので、俺はこのブログでプリプリ怒っています。

 

とはいえ、俺も激務の会社でメンタル系の病気を患ったメンバーや自身も心療内科に通ったことがある身なので、いっぱいいっぱいの時は周囲のことなんて考える余裕なんてないよな。と、ある程度の理解は示していました。

 

で、純情くんはウチの会社を辞めた後、彼を追い詰めた原因であるメンヘラ彼女に一方的に別れを告げ、実家に逃げたそうです。重荷がなくなった彼は短期間で復調したらしく、アルバイトをしながら転職活動を開始。とある人材紹介会社の協力を得て、Web系の会社に転職を果たしました。これが昨年の11月の話です。ここまではなんとなく聞いていたのですが、その後、彼の消息は不明でした。

 

しかし、彼はこの会社を4か月で辞めていました。3ヵ月の研修期間が終わり、実務期間に入って1ヵ月目での退職。その会社には知り合いがいたので探りを入れてみたところ、営業職での採用だったのですが、「能力に問題あり!」と判断されていたっぽいですね。

 

ところが会社を辞めてすぐ、コロナ禍が日本国内で広まり、緊急事態宣言も発令されました。そんな中、彼は派遣の日雇いの仕事をしながら4ヵ月近く転職活動を行ない、つい先日、新しい会社に入社したようです。その会社はオンラインショップの開業支援を行なっているらしく、彼はなんと、社内で初めての営業職としての採用だそうです。

 

「社内でただ一人の営業職として、営業活動をはじめ、これから仕組みづくりを行なっていかなければなりません(キリッ)」とSNSで書いていましたけど、俺が知っている彼は営業としてはポンコツだったので、「おいおい、大丈夫か!?」と逆に心配になってしまいます。

 

いや、人間というものは「変わろう!」と思った瞬間から変われる生き物ですし、短期間で急成長する人間だっています。彼にも、クリリンフリーザに殺されたり、桑原が戸愚呂(弟)に殺されたりするような覚醒イベントが起きたのかもしれません。「営業が誰もいない会社だから、ここから上から怒られなくて済む」なんて理由で転職したとは思いたくないですね。彼の思考だとやりそうですけど。

 

で、

 

俺がなんで純情くんの近況にくわしくなったかというと。俺のFacebookアカウントに、新しい会社のサービスアカウントへの「いいね!」リクエストが来たのです。都合が悪かった時期にはブロックしていたくせに。で、まんまと乗せられるカタチで、そのサービスアカウントをページを見たら、純情くんの自分で書いたインタビュー記事があったわけですよ。

 

それが、もう、美談として書かれていてですね。読んでいてゾクゾクするような自分語りポエムがくり広げられているのでした。

 

優秀な兄と比較されて育った自分は、劣等感しかない青春時代を送った。しかしそれは兄による洗脳であり、自分はいつの間にか兄に依存していることに気がついた。この呪縛から逃れるには自立するしかない。そのため、就職活動ではあえて厳しい環境に身を置き、自分を鍛え直すことにした。自分を痛めつけるような日々は、甘えや依存を振り切りたい自分には心地よかった。しかしそのとき、一緒に暮らしていた婚約者が精神的に不安定になっており、自分も今の環境のままでは彼女を支えられない。しかし、仕事はある。そんな板挟みの日々の中で僕の心は悲鳴を上げ、ある日、逃げてしまった。多くの人たちに迷惑をかけてしまった。そのことがキッカケでひきこもり生活を余儀なくされ、僕は落ちるところまで落ちた。しかし、一人きりの時間が増えたことで、自分を見つめ直すことができた。やるべきことが見えた。努力をしつづけるかけがえのない仲間と出会うことができた。あの時「逃げる」というのは苦渋の選択だったけど、今の自分には必要な選択だと思えるようになった。僕には謝らなければならない人たちがたくさんいる。しかし、それは今じゃない。僕自身が自分に自信を持てるようになって、成長した姿を見せることが、お世話になった人たちへの唯一の恩返しだと思う。そう、ネバーギブアップ。僕にはもう上を向くことしかできない。

 

こんな感じ(↑)のことが書いてありました。

マジでふざけんなよ、と思いましたね。

 

迷惑かけた人に謝りに来ることなんてすぐできるだろ、と。何が「それは今じゃない」だ。カッコ悪いままの自分を見せたくないというどうでもいいプライドとか、怒られたくないから冷却期間を置きたいというのが本音だろ。そもそも本来やらなければならないことを後回しにしている時点で、それって逃げていることだと思うので、何も変わっていないんじゃないの? というか、直接話しかけるのが怖いからって、SNSでさりげなくを装って接触してきたり、話しかけられるのを待っているあたりが、社会人としてどうなのよというのが俺の意見です。

 

そして、なんかfacebookに意識高い系の投稿ばかりするようになったので、こわいなーいわいなーと思っていたら、勘違いした意識高い系人材を輩出しているオンラインサロンのメンバーになっていて、「なるほどね☆」と思いました。

 

人生とは迷走するもの。そして自分を変えるためにいろいろ試してみるのも若者の特権だと思うのですが、嫌いな自分と向き合えるかどうかが一番のポイントだと思うのですが、みなさんはどう思いますか。