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【本のレビュー】『ゼロから理解するテクノロジー図鑑』――2020年現在、新聞やネットで知らないワードが増えてきたと思った人にオススメ!

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みなさん、ご無沙汰しています。レトロゲームレイダー/ジョーンズです。
前回の「これからバンバン記事を書いていくぜ」的な投稿からずいぶんと時間が空いてしまい、その間、更新がまったくないという状況になってしまい、申し訳ございません。復帰第一弾は、プレジデント社様より献本いただきました『ゼロから理解するテクノロジー図鑑』のブックレビューになります。

 


 

レビューする俺の紹介

現在、経営コンサルティング会社でクリエイティブ系の仕事をしています。AI、IoT、5G、STEAM、Pythonといった単語は当然知っていますし、仕事で使うこともあります。が、そもそも専門分野ではないし、なんとなく概要を掴んでいるだけで、自分で説明できるかと言えば怪しい理解度です。

 

もちろん、仕事で関わる時はきちんと調べて知識を入れますが、1つひとつの知識をこのようにガッツリ本格的に調べる余裕はないですし、「めんどくさい」という気持ちもあります。

 

とはいえ、知識は荷物にならないし、知っておいたほうが便利なのも分かっている。でも、優先順位が高い欲求ではないため、積極的に動こうとは思っていない…というのが現状です。

 

『ゼロから理解するテクノロジー図鑑』とは

こんな感じの本です。

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本を開いたとき、左側(←)のページにキーワードとその解説が、右側(→)のページに解説を分かりやすくするイラストが載っています。

 

上記画像の場合は「Wi-Fi」についてですね。そもそもWi-Fiとは何なのでしょうか。俺の認識では、「スマホやPCのネットをつなぐ電波のことだろ?」という感じでした。しかし、無線LANと何が違うか説明できる?と聞かれる「ぐぬぬ…」というのが、俺のITリテラシーの限界です。残念。

 

この本によると、まず、無線LANとは電波を使ってネット通信を行なう技術とのこと。Wi-Fiとは、無線LANの普及を進める国際的な業界団体Wi-Fi allianceのブランド名のことらしいですね。つまり、無線LANは通信技術名のことで、Wi-Fiとは無線LANの中で国際標準規格としてもっとも有名なブランド名のことなのだとか。

 

知りませんでした。
まあ、ここまで知らなくても生きていけますからね。

 

でも、ですよ。恥ずかしい話なのですが、僕はこの無線LANWi-Fiのことを結構最近までよく知らなかったんですよ。そのため、家のネットで使っているWi-Fi機能付きルーターを使いこなせていなかったので、「スマホで動画なんて見れねえだろ。ギガ使いまくっちゃって」と言っていた人間でした(恥ずかしい)。

 

何が言いたいかというと、

 

「知らない」ということは「できない」と思い込んでいる状態であり、「できない」と思っているということは「便利なことを使いこなせていない」ということだと思うんですね。これって、結構怖いことだと思うし、もったいないことだとも思うんですよ。

 

で、結論に至るのですが、

 

『ゼロから理解するテクノロジー図鑑』は、2020年現在、私たちの身の回りにあるITテクノロジーについて、イラスト付きの分かりやすい解説でまとめた本ということなんですね。

 

『ゼロから理解するテクノロジー図鑑』の紹介

この本は全6章で構成されており、全100ワードの解説をイラスト付きで行なっています。ちょっと章ごとの内容を紹介していきましょう。

 

第1章 テクノロジーの基本
コンピュータ、スマートフォン、ハード、ソフト、CPU、GPU、インターフェース、オープンソース、ライセンス契約、HTML、CSS、UI、UX、など

 

第2章 テクノロジーの裏側
サーバ、クラウド、仮想化、生体認証、GPSPythonRubyアルゴリズムアジャイル開発、キャッシュ、IPアドレスCookieマルウェアファイアウォール など

 

第3章 テクノロジーと社会
モバイルシフト、GAFA、STEM、STEAM、デジタルディバイド、シェアリングエコノミー、RFID、Iot、5G、3Dプリンタ など

 

第4章 テクノロジーとAI
シンギュラリティ、ビッグデータ、AI、ディープラーニング、ボット など

 

第5章 テクノロジーと金融

フィンテック、キャッシュレス決済、電子マネー、モバイル決済、仮想通貨、ブロックチェーン など

 

第6章 テクノロジーが変える未来
パラダイムシフト、eスポーツ、VR、AR、スマート農業、リモートセンシング など

 

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ひと通り読んでみた感想

1つひとつのキーワードの説明は、そこまで本格的な解説ではなく、なんとなくの概要が分かる程度となっています。そして、この本で解説されているものは、大抵、ネットで調べれば情報が出てきます。

 

このように書くと、「買う価値があるのか?」と思ってしまうかもですが、

 

この本のメリットは、2020年現在のITテクノロジーの注目ワードがひと通り揃っている点だと思うんですね。たしかに、ネットで調べれば、もっとくわしく専門的に書かれたページが検索されるかもしれません。しかし、文字がズラズラーと書かれた解説ページって読みたいと思いますか。分かりやすいですか。そして、新しいキーワードを調べるごとにまた検索するのって、面倒くさくないですか。

 

「本格的に知りたいわけじゃないんだよ。ネット記事を読んでいたら、ちょっとよく分からない単語が出てきたので、気になったらちょっと調べたいと思った。その単語の意味が分かったほうが記事の内容が分かりやすくなるから」

 

…くらいの用途で使うことをこの本は想定しているんじゃないかと思います。と考えると、軽めの説明とイラスト付きというのは、とても分かりやすく親切だと思うんですね。

 

この本をオススメしたい人

個人で購入するのももちろん良いのですが、家族がいる人のほうが重宝しそうな気がしました。

 

例えば、ウチの場合。奥さんのITリテラシーが低いんですね。「ブロックチェーン技術をつかってさぁ」みたいな話をすると、顔に「ブロックチェーン?」という文字が浮かんでいて、説明しようとすると「どんなチェーンなのか分かりやすく説明して!」っていうレベルなんです。

 

子どもは、知らない言葉は抜かして、前後の言葉で文章全体を理解しようとする傾向があります。聞くと、「辞書に載っていない言葉が多い」「辞書に載っていても字だけだとよく分からない」なんて言います。

 

こんな二人には、そして俺もですが、一家に一冊、リビングにこの本があれば、テレビやネットで分からない単語が出てきたときに、調べて意味を理解することで、そもそもの報道や記事の理解も深まるんじゃないか…と思った次第です。

 

お値段は、税抜1800円。
ITリテラシーに問題がある職場の新人くん、もしくはおじさん社員さんへの誕生日プレゼントなんかにもいいかもしれませんね。

 

次回作への要望

テクノロジー図鑑というアイデアはいいなと思いました。今は情報過多の時代です。ニュース番組をにぎわすトレンドキーワードもどんどん増えてきています。そういった2020年代をにぎわすキーワードの図鑑みたいなものがあっても面白いかと思いました。出来たら買います(笑)

 

以上、ブックレビューでした。