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長年通っていた美容室を通うのをやめた話。

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まあ、大した理由じゃないんですけどね。

 


 

贔屓にしていたカットのお姉さんが辞めちゃったんですよ。ニューヨークにも修行に行ってて、なかなかセンスが良くて気に入っていたのですが。で、別の人(男)に担当が交替になったのですが、この人が俺に悪意があるんじゃないかってくらい、ヘンな風にセットしてくるんですね。こっちも少なくないお金を払っているので、内心イライラが溜まっていたので、「もう通わない!」と決めたんです。

 

もともと美容室に通うガラの人間じゃなかったんですが、前の会社にいたとき、同じ拠点の営業さんから「この店はいいから」と誘われて、オフィスからほど近い美容室に案内されたんです。そこにいた美人美容師さんが、シャンプーの時に胸を顔に押し付けてきたんです。「マジか!」と。タオルを顔にかけられていますが、胸のふくらみを鼻と量頬から感じられるわけで。俺はオッパイ星人ではないのですが、まあ、悪い気はしません。

 

で、

 

髪を切り終わると、待っていた営業さんが聞いてくるわけです。「ね?押し付けてきたでしょ?」。俺は答えました。「いや、あれはハプニングじゃないかな」、「絶対、わざとですって」、「いやー、どうだろう?」。話し合いの結果、1回では偶然の事故かハプニングか分からないということになりまして。結果、通い続けることになったのでした。

 

その頃、俺はとある耳かき店に通っていたのですが、そこでも女の子たちが指名を獲得するために、浴衣の上からブラのホックを客に外してもらう、といった裏サービスをやっている女の子がいるとか聞いて、「どこの子だよ?」とにんともかんともしていたので、美容師さんのオッパイプレスについても「まあ、そういうこともあるか」と内心思っていました。

 

が、習慣というものは恐ろしいもので、その美容室に通うことが毎月のルーティンになり、その美人美容師さんが辞めたら別の店に通うことがルーティンになって、気がつけば10年以上美容室に通っていたのでした。

 

「いい機会だから、もう美容室に通うのはやめよう!」

 

そう思いました。そう思った理由の1つは、俺もお年頃ということもあり、ヒゲがそれなりに濃くなってきたんですね。ここだけの話ですが、俺は全身に毛がほとんど生えていなくてですね。よくメンズエステに通っていると思われるくらい脚とかスベスベなんですけど、ヒゲだけはさすがにジョリジョリしてきたわけで。そうなると、理髪店のカミソリできれいに剃ってもらい欲求が高まってきたわけです。

 

で、近所のそこそこ安めのお店に行くことにしました。

 

こちらの理髪店。いくつかのコースに分かれていまして、10分コース、20分コース、40分コースみたいになっていて、コースによって内容が異なっていて、時間に比例してお値段も変わっていました。なるほど。俺はそんなに時間も手間もかけなくていいと思っていたので、20分コースを選択しました。

 

担当になったのは店長さん。年齢を聞くと俺の2歳年上です。そろそろ世間話をしていると、なんと店長さん、『ONE PIECE』が大好きというじゃないですか。でも、仕事が忙しくて、店にはジャンプも単行本もお客さん用に取り揃えているのに、最近、きちんと読めていないとのこと。

 

「マリンフォード戦争あたりから登場人物も増えてきて、よく分からなくなっちゃったんですよ」と店長。「考察サイト作れるくらい深読みしているんで、なんでも聞いてくださいよ」と言うと、店長は“新世界”に行ってからのお話が全体的にモヤモヤしている様子。なので、俺は髪を切ってもらいながら、店長が抜けている『ONE PIECE』の情報を語って補完して差し上げることに。すると、店長さんも「ああー、なるほど。それで合点がいった!」と喜んでくれたんですね。すっかり話し込んでしまったんですよ。楽しい時間が流れました。

 

で、以来、このお店にずっと通っています。お気づきの方もいらっしゃると思うのですが、俺は20分コースの値段で毎回40分コースのサービスを受けさせてもらっているんですね。というのも、店長は俺の『ONE PIECE』話にえらく価値を感じてくれていて、「お客さんの話を聞いたら、『ONE PIECE』ががぜん楽しくなった!」とまで言ってくれていて。「サービスですよ!」とのことでした。

 

最近、俺は新橋のとある中国系の整体屋さんに通っているのですが、そこでも女性整体師さんが指名を獲得するために、「オ兄サン、ヨク来てクレルカラ、チョットダケ、時間サービススルヨ!」といった時間延長サービスをやっていて、「俺だけかな?」と思っていたら、他の人にも同じことやっているらしくて、「まあ、そういうこともあるか」と内心思っていました。

 

理髪店の店長さんとは年齢が近いこともあって、触れてきたカルチャーも似ているので、いろんな話をします。最近は、『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』の話になりまして。店長さんはビアンカかフローラか本気で悩んで選べなかったそう。そして、昼間きた小学生がめちゃくちゃドラクエに詳しくて、「男だったらビアンカを選ばなきゃダメでしょ。フローラを選ぶとルドマンから定期的に贈り物がある」ということを教えてくれたと言うんです。

 

マニアックな子どもが近所にいるんだなーと思って家に帰ったら、息子のボサボサだったアタマがきれいにカットされていて。結論、ドラクエにくわしい子どもはウチの息子だった…という話なのですが。

 

親子二代にわたってお世話になりっぱなしなので、今度、何かお返ししなくちゃと思っている今日この頃です。