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【ワンピース考察】実は地球空洞説の地底世界のお話だった説。

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この記事には、漫画『ワンピース』のかなりマニアックな考察が書かれているので、かなり読む人を選ぶと思います。すみません。

 

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タイトルの通りなのですが、俺は「ワンピースの世界は地球空洞説の地底世界の話だった説」を上げたいと思います。

 

そう思った理由の1つは、『ワンピース』という作品は夜の描写が何度か出てきていますが、一度も星が描かれていないのです。月は出ています。でも星は描かれていません。なぜ描かれていないのか。たぶん、この世界には星なんてないからです。

 

そもそも航海を題材にした作品であるのに、方角を知るために使われていた星に関する説明がまったくないのは不自然だと思いませんか。そこには、4つの海と2つの大陸、グランドラインにログポーズという「設定」によって、星が必要ないように説明されています。しかし、これは尾田先生が意図的にミスリードしている可能性とも考えられるのです。

 

地球空洞説とは、オカルト分野では有名な話で、地球の北極と南極には巨大な穴が開いていて、そこから地球の内部に通じている…というものです。荒唐無稽な話なのですが、軍の公式記録が残っているともいわれています。1946~1947年、アメリカ空軍は北極点への飛行機単独飛行に挑戦するハイジャンプ作戦を遂行していました。そのときの飛行機を操縦していたのが、リチャード・バード少将。彼はアラスカ基地を飛び立ち、北極点を通過。Uターンして戻ってくる予定でしたが、突然現れたピンクの雲に入ってしまい、その雲を抜けた瞬間、バード少将はわが目を疑います。なぜなら眼下に広大なジャングルが広がっており、そこにはマンモスなど地上では絶滅したといわれる動物の姿が確認できたからです。基地との通信記録だけでなく、バード少将は持参していたフィルムカメラで、この不可思議な世界を撮影しました。その後、再びピンク色の雲を抜けると、今度は一面銀世界の北極に戻っていたそうです。

 

大長編ドラえもんの『のび太のアニマル惑星』『のび太と竜の騎士』『のび太の創生日記』には、この地底世界がネタとして使われています。

 

俺は、『ワンピース』の世界は、本来あるべき星の内側に広がっている世界だと考えており、ひとつなぎの大秘宝ワンピースとは、内側の世界からつながっているもう1つの世界「外側の世界」の存在ではないか?と予想しています。

 

この度発売された単行本96巻では、過去最大の過去編が語られており、海賊王ゴール・D・ロジャーが前人未到の世界一周を叶えた瞬間も語られました。ワンピースについての描写はありませんでしたが、グランドラインの最終地点にある幻の島ラフテルに着き、空白の100年、世界の謎を知ったロジャーは、大いに笑った、と書かれていました。そしてロジャーは幻の島に名前を付けます。「Laugh tale(ラフテル/笑い話)」と。

 

そもそもロジャーたちは海賊なので、お宝があれば必ず持ち帰るはずです。しかし、ロジャー海賊団は、何一つ持ち帰ってきませんでした。ということは、持ち帰れないモノだけど、大秘宝というべきモノがワンピースの正体と考えるべきです。俺は、ラフテルでロジャーたちは自分たちの冒険が星の内側を巡っただけに過ぎず、その先にはもっと広大な外側の世界が広がっていることを知ったのではないでしょうか。しかし、不治の病にかかっていたロジャーには先に進む時間がなかった。帰れる保証もない。ここまで到達し、この事実をこの先に旅立つ後の者たちに託すために、「戻る」という選択をしたのではないでしょうか。

 

星が描かれていない、という話をしましたが、例外があります。それは、扉絵シリーズの「エネルのスペース大作戦」において、マキシムによって「月」に到達したエネルののその後が描かれたときに、宇宙と星が描かれています。しかし、地底世界と考えるのならば、頭上に広がっているのは地上であり、星と思われる光は街の灯とも言えるかもしれません。何よりもですよ。本当の月ならばロケットを飛ばさないとたどり着けないわけですが、マキシムのような乗り物で、空気がある状態で「月」にたどり着いている事実。空洞世界のほぼ中心部に浮かんでいる球体、と考えるほうが自然だと思いませんか。

 

で、

 

「月」の話なのですが、スカイピア編のおかしいところの1つが「エネルの目的が月に行くことだった」というラストです。

 

なぜ、月なのか。邪推すれば、エネルは「月」がこの世界において重要な意味を持つことを知っていたのではないでしょうか。「エネルのスペース大作戦」では月について、壁画に書かれたこんな話が書かれています。かつて月には都市があり、人々が住み、カラクリ兵士たちを従えていた。しかし、月に住む人々は資源不足に悩み、月を捨てる決断をする。壁画に書かれた月の民は背中に羽を持っており、どうやら空島に住む人々の先祖らしい。そして月の都市の名前と、エネルの出身地である空島の名前は同じ「ビルカ」。つまり、エネルは月について空島に伝えられていた「何か」を知っていたから、月に行こうとしていたのではないでしょうか。

 

エネルは月のことを「限りない大地(フェアリーヴァース)」と呼んでいました。俺はここに違和感を覚えていて。月が限りない大地ということにピンとこなかったんですね。しかしですよ。月が外側の世界とつながっている重要拠点だとしたら、限りない大地とは、「月」のことではなく、外側の世界のこととも考えれます。

 

96巻では、ワノ国がかつて世界の重要な役割を担っていたことが判明します。そのワノ国の大名たちの苗字は、光月、霜月、雨月、天月、風月(黒炭だけ違うけど)、また「月」です。やっぱり、「月」はかなり重要なんですよ。

 

「Dの一族」の「D」。「月」という漢字の象形文字と酷似しているんですよね。

 

そして「D」って、「〇」の半分ですよね。本来あるべき姿の半分しか描かれていないということは、これが「世界」を表すとしたら半分、地底世界と外界のことを示しているんじゃないでしょうか。

 

かつて地底世界は、外界から保護されるカタチで作られ管理されていた。しかし、800年前に外からの支配に立ち向かった11人の王たちによって、地底世界の自治が勝ち取られた。それが天竜人であり、支配のために作られた仕組みが世界政府。かつてレイリーはルフィに問いました。「この海をどうやって“支配”する?」。それに対してのルフィの答えは、「支配なんかしねえよ。この海で一番自由なやつが海賊王だ」と。

 

「支配」と「自由」。これは『ワンピース』という作品の重要なキーワードだと俺は思っていて、世界政府は外界からの干渉から自由を得るために支配する結果になり、世界政府だけでなく、かつて対峙したその先の存在の支配からも解放されて自由になることが、ルフィに期待されていることなのかもしれませんね。

 

『ワンピース』96巻を読みながら、こんなことを考えていました。

 

 



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