先にどういう話か端的にお伝えすると、偏差値の低いウンコの話です。
前回、勝負時の前に女にかまけると失敗することが多い気がするという話を書いたのですが、そういえば、運を自分で引き寄せた知り合いの話を思い出したので、書き残しておこうと思います。
▼前回の話▼
retrogameraiders.hatenablog.com
世の中には、自分に回ってくる運を自分の手で取りに行く猛者もいます。俺の友人のYがそうでした。
彼は営業職なのですが、その日は口説こうと思っている女性と外でランチをしたそうです。外回りの仕事はそういうことが出来るのですね。
で、
彼はランチのあとに、大事な商談がありました。ランチを食べて、肉食戦闘モードに入った友人Y。しかし、キュルキュルキュル…と、なんだかお腹の調子がおかしい。大事な商談前に猛烈な腹痛に襲われてしまいます。
ガマンするか。いや、ガマンできない。
商談まであと7分。時間がありませんでしたが、彼は近くにあったブックタワーのトイレにダッシュで駆け込み、高速でズボンを脱いで便座に腰を掛けました。しかし、僅差で間に悲劇ま神が微笑んでしまったそう。宇宙刑事ギャバンのコンバットスーツが転送されるくらいの差で間に合わず、パンツの中にウンコを漏らしてしまったんですね。
でも、友人Yは敏腕営業ですから、決断力が速いかったらしいんです。汚れちまったパンツは脱いで、ビニール袋に入れ、ビジネスバッグの奥にしまい、ノーパンにズボンを履いて、商談にギリギリ間に合ったそう。商談中は、ノーパンがばれないか冷や冷やしつつ、以上に興奮したそうです。そんなアドレナリンが出まくったことが功を奏したのか、その商談が思いのほかうまくいき、年間の大型受注をゲットできたのでした。
彼は「これだ!」と思い、以後、勝負となる商談には必ずノーパンで臨み、常勝しつづけているそうです。
で、この話にはまだ続きがあって。
友人Yが口説こうとしていた女性ですが、後にホテルに連れ込むことが出来たのですが、なんと男だったらしいんですね。なので、この話は3つの意味で「カレーの話」だったという。まあ、世の中にはいろいろと、冗談みたいに面白いことが割と多く存在しているものだったりするというお話でした。
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