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奥さんにスキンシップを拒否されはじめたのはいつからだろう?の話。

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「結婚とは、勘違いである」といったのは誰だったろう。勘違いだからこそ、はじめこそアツアツホヤホヤだったものも、いつしか冷たくなってしまうのでしょう。そして40代とは、そんなタイミングに直面することが多いような気がします。

 

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2人で街中を歩いていると、ふと俺の指に自分の指を絡めてきて、そのままコートのポケットに俺の手ごと突っ込んで、「こうすれば寒くないよね!」と言ってフフフ…と笑っていた俺の奥さん。今では、ちょっと肩をポンッと叩こうとしただけで、「絶対に触らないで!」と口から炎のブレスを出す始末。目には「殺意」の二文字が浮かんでいるため、本気(マジ)なようです。

いつからこんな関係になってしまったのだろう。

先週の金曜日からです。

その日、俺は会社でミーティングがあったのですが、急な悪寒を覚えて早退しました。家に帰って、「どうしたの?」と聞いてくる奥さんに症状を伝えると、奥さんは「ひっ!」と悲鳴をあげ、「さっさと2回に行って寝ろ!」と指示を出し、俺が倦怠感から爆睡して起きると、階段にはバリケードが作られ、俺は「隔離」されていたのでした。

食事は1日2回。奥さんによって運ばれてきます。奥さんは簡易防護服に身を包み、ゴーグルをかけ、手にはビニール手袋。そういえば、好きな映画の1つは『アウトブレイク』でしたね。食事は、トレイに載せられた、バターロール2つ、野菜スープ1杯。そしてコップ1杯の水。「食べろ」。奥さんは手短に説明します。「トレイと食器はここに置いておけ。後で回収に来る」。それだけ伝えるとバタムと扉を閉めました。

俺が隔離されているのは、2階奥にある寝室です。白い壁に囲まれ、ベッドしかないこの部屋は、「隔離」というものに雰囲気がマッチしすぎています。トイレは寝室のすぐ横にあり、バリケードのこちら側なので、とりあえずひと安心。

ピローン。奥さんからLINEです。「しゃべるとウィルスが飛ぶ可能性があるからしゃべるな。用事はすべてLINEで伝えろ。以上」。完全に隔離する気まんまんです。

昨夜、寝ていると、「起きろ」と起こされました。目の前に防護服に身を包んだ奥さんがいます。「風呂に入れ」とのこと。ひゃー、数日ぶりに湯船に浸かれる、と思いきや、「すぐに済ませろ」。理由を聞くと、「その後で、掃除しないといけないから」。つまり、ヒャッハー、汚物は消毒だということですね。

俺は今、こんな生活を強いられています。

奥さんは、飲食店に関わる仕事をしており、新型コロナ・ウィルス感染について、かなり神経質になっているんですね。分かります。下手に店員からの感染が確認された場合、「食中毒を出した!」以上の風評被害をお店が被ることになりかねませんからね。

ナーバスになりすぎていることは分かっている。でも、落ち着いたとしても、お客さんのほうが自分と同じ考えをしているとは限らない。だからこそ、手落ちがないように、彼女は真剣に取り組んでいるのです。

そんなわけで、俺は隔離生活4日目を迎えました。みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

 



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