ほぼ日刊レトロゲームレイダース

おすすめエンタメ情報&笑い話を発信





?



このままでは、ただの「境野今日子さんのご懐妊でご解任自爆テロ事件」になってしまう話。

f:id:retrogameraiders:20190504215603j:plain

「提言」という都合のいい言葉を使って、自分の鬱憤をSNSで爆発させて、新しい焦土を作るような自爆テロになってしまった、そんな感想です。

 

  ?

ご懐妊でご解任自爆テロ事件とは

俺が命名しました。先日、とあるベンチャー企業の人事部長である境野今日子さんが、ツイッターでこうようなこと(↓)を発信されたんですね。

 

 

「なんだって?」「いまだにそんな時代錯誤な会社があるのか?」「けしからん!」「境野さん応援します!」と、たくさんの応援の声が上がりました。かくいう俺も最初は「ひどい会社だな!」と思ってみていたのですが、

 

 

 

といったツイートを見ているうちに、「ん?」「んんー?」という気になってきました。そして、名前で検索してみると、あの元帝人のキャリアプロデューサーの境野さんであることが発覚。なるほど納得という感じでした。

境野さんの過去の経歴やしくじりについては、よしき (id:tyoshiki)さんのこちら(↓)の記事に分かりやすくまとめられているのでご参照いただければと思います。

 

www.tyoshiki.com

 

 

そして、境野今日子さんのSNSでの告発に対して雇用側であるDataGatewayがプレスリリースを行ないました。この内容がこちら(↓)。

datagateway.co.jp

 

で、個人的な感想

DataGatewayのプレスリリースのほうが理路整然として、境野さんのヒステリックブルーを醸し出しているツイートよりも信憑性はあるものの、こういう問題はお互いに自分が不利になる発言はしないものですし、お互いの言い分をもっと聞かないと真実は分かりません。

なので、バカみたいに「うおおっ、俺は境野さんを応援するぜ!」とか「会社のプレスリリースのほうが正しいやんけ!」というつもりはありません。だって、どっちが正しいことを言っているかまだ分からないので。

ただ、境野さんの過去の数々のしくじりと、ツイート文面から滲み出てくる感情的なところから、「どうせ、境野さんが、またやらかしたんだろーなー」みたいに空気が流れている気がしますけどね。

んで、俺が今回のことでちょっとどうかなーと思っているのは、下記の部分(↓)です。

 

 

「人事責任者として他の社員や後輩たちのためにも」と言って、会社名がさらされて、この他の社員や後輩たちがいる会社にマイナスイメージがつく可能性があるSNSを使った告発を行なうことが、本当に「他の社員や後輩たちのため」なのか?という話です。

仮にも部長職という会社の管理側の人間であるならば、「他の社員や後輩たちのため」に最善のことを行なうべきです。ここでいう最善とは、「他の社員や後輩たち」に被害が被らない方法を取るべきという話で。下手をすれば会社の業績に大きな悪影響を与えるかもしれない、「他の社員や後輩たち」の生活に跳ね返ってくる可能性が高いことをしてまで戦うことを誰が望んでいるのか。それが「他の社員や後輩たち」の総意であるならば問題ないと思います。

しかし、境野さんだけの思いであるとしたら、俺は境野さんはマネジメントをするべきではないと思います。「他の社員や後輩たちのため」という大義名分を掲げて、劇場型の「自分が傷ついた発言について、きちんと謝ってください運動」でしかありません。その結果、会社の名前は曝され、会社は悪いイメージがつき、短絡的なSNS発信常習者は人事責任者としてどうよ的な自身のイメージが定着する、ただの自爆テロでしかないのでは?と思ったのでした。

 

正直なところ、境野今日子さんの今回のこともこれまでのことも、残念なカタチに終わることが多いんですよね。それは「提言」の在り方を間違えているからではないかと思っています。

「提言」って、ただみんなの話題にすることだけじゃダメなんですよ。「問題」と「どう向き合ったかという行動」がセットになって、はじめて話題になり、たくさんの賛同を得られるのだと思います。

境野さんは問題提起はいいのですが、セットになる行動がいつも稚拙で、いつも「それ、SNSで発信する必要があることなの?」と言われて、「境野やべぇ!」みたいな意見を作ってしまうから、残念な感じになってしまうわけで。で、その根本的な原因は、彼女が他人のためではなく、自分のために発信し行動しているからだと思うんですね。全部自分のためなんですよ。「みんなのため」と大義名分を掲げていますけど。…と見られてしまうスキがあるところとかね。

 

女性が声をあげられる時代は素晴らしいことです。でも、声をあげれば解決する世の中ではなく、あげてからのこともきちんと考えていかなくては、言いたいことも言えないこんな世の中なんです、ポイズン。今回の件もこのままでは、ただの「境野今日子さんのご懐妊でご解任自爆テロ事件」になってしまうので、境野さんには「いや、今回はSNSに発信してこうなった状態から、他の社員や後輩たちを完璧に守れるだけの作戦を用意してある!」という展開を個人的には期待しています。

間違っても次のツイートは、「退職のお知らせと、私を孤立させた会社への恨みつらみと、こんな会社と早く見切りをつけられてスッキリしましたバーカ!」という、ド定番な展開にはなって欲しくないと思う、今日この頃です。

 



?