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奥さんから男として見られなくなった40代の俺の話。

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ご無沙汰しています、レトロゲームレイダー/ジョーンズです。みなさん、お元気でしょうか。最近の俺は、タイトルにある通りです。

 

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夫婦間の問題の多くは、男のほうに否があるもので。我が家における奥さんから男として見られなくなっている問題についても、俺に否があるわけです。良かれと思ってやったことが、このような結果になってしまい、とても残念です。

 

何があったのか。

 

話は少し前に遡ります。小学生の息子がうるさいのです。「ねえねえ、お父さん!」「僕が考えたゲームの話を聞いて!」「ゼルダの伝説のあの試練のことだけどさ!」「ねえ、剣の稽古をしてよ!」などなど。俺がリビングにいるとすぐに声をかけてきて、1ミリも興味が湧かないことを一方的に話しかけてきます。

もちろん、こんな風にお父さんお父さんと懐いてくれるのは今だけであり、数年たてば無視されるのでしょう。蔑むような目で見られるのでしょう。ありがいことだと分かっており、俺も可能なかぎり、「うんうん、どうしたどうした?」「なるほどなるほど、話を聞こうじゃないか」と真摯に向き合っているのですが、子どもの要求は際限がないので。一体いつまで話せば気が済むんじゃい的なところはあるわけです。

大人って、じっくりニュースを聞きたいときがあるじゃないですか。そんなときに、運がないとクリアできないような『スーパーマリオメーカー2』の自作ステージの話なんて聞きたくないわけですよ。大人としての本音を言えば。

怒ることはカンタンです。しかし、大人と子どもはか細い信頼関係で結ばれている仲。やはりきちんと意思を伝え、スマートに相互理解を迎えたいもの。そこで俺は一計を案じました。

 

そうだ、中二病に罹ろう。

 

どういうことか。息子と中二病ごっこをすることにしたのです。設定としては、俺と息子は<奴ら>と称される悪の秘密組織と戦っている仲間。敵の戦力は強大であり、俺たちは左腕に大悪魔を封印してその力で<奴ら>と戦っているものの、ちょっと前の戦闘でその力を使いすぎたため、今は一般社会に紛れ込み休息している。しかし、<奴ら>の侵略は確実に進められており、それは一般社会ではさまざまな事件として報じられている。しかしそれは、政界にまで勢力を伸ばしている<奴ら>の情報操作であり、俺と息子だけがそれを知っていて、ニュースを聞きながら歯ぎしりする…というごっこ遊びです。

 

子「お父しゃん、この人、不倫だって…!」
俺「違う!<奴ら>の仕業だ…!」
子「やっぱり…!」
俺「彼は芸能界に忍び込んでいた俺たちの味方だ!」
子「このまま、干されちゃうの?」
俺「表向きはな!それが<奴ら>の手段なんだ…!」
子「助けに行こうよ!」
俺「くっ、左腕に封印した悪魔の力が使えれば…すぐにでも…!」

 

子「お父しゃん、平手ちゃんが欅坂46を脱退だって…!」
俺「違う!<奴ら>の仕業だ…!」
子「やっぱり…!」
俺「てっちは真の力に覚醒しかけていた…!だから先手を打たれたんだ!」
子「そうなの!?」
俺「俺の勘が正しければ、間違いない…!」
子「助けに行こうよ!」
俺「くっ、左腕に封印した悪魔の力が使えれば…すぐにでも…!」

 

子「お父しゃん、タピオカブームが終了だって…!」
俺「違う!<奴ら>の仕業だ…!」
子「やっぱり…!」
俺「タピオカブームを作り、脱サラしてタピオカ屋を始める人が増えてきたところでブームを終わらせて地獄を見せるのが、<奴ら>のやり方なのさ…!」
子「ひどい…!」
俺「ああ、なんてひどい作戦を思いつくんだ…!」
子「助けに行こうよ!」
俺「くっ、左腕に封印した悪魔の力が使えれば…すぐにでも…!」

 

というようなことをずっとやっていたんですね。その結果、小学生の息子はネタ探しのために俺の横に並んでニュースを静かに見るようになったわけです。うるさい子供を黙らせ、快適なニュースの時間を確保しつつ、子どもにニュースに関心を持たせる。一石三鳥の大作戦は成功したかに見えました。

 

が、

 

その結果、奥さんから「ウチには大人は私しかいません。あとは、大きな子どもが1人。小さな子どもが1人。“お兄ちゃん”は明日も会社があるんだから早く寝なさい」ということを言われるようになり、タイトルの通りなわけです。

 

俺「くっ、股間に封印した悪魔が硬く立ち上がれば…すぐにでも…!」

 

そんな感じのワタクシですが、2020年もよろしくお願いいたします。

 

 



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