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【40代の転職】社畜として駆け抜けた14年間の弊害――俺みたいになるなって話。

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昨年末に14年間勤めていた会社を辞めました。20代後半から30代を駆け抜けた会社であり、多くのことを学ばせていただいた場所です。感謝の気持ちでいっぱいです。社畜といっても過言ではない働きかたをしていたと思います。その弊害を最近は切に感じています。

 

 

 

「俺が悪い」という話なのですが…

自分で言うの何ですが、かなり優秀な社畜だったと思います。朝は6時に起きて、毎日21時過ぎまで仕事。家に帰ってから仕事をすることもあり、毎日の睡眠時間は3時間。多くて5時間。週末の土曜か日曜のどちらかは仕事をしていて、たまに出社することもありました。たぶん、残業アベレージ月100時間クラスの社畜です。

 

「会社にやらされていた」という見方も被害者面をすることもできますが、自分でそういう働きかたを望み受け入れていたのだと思います。「激務をこなしつつ、一家を支えている」という自負もありました。本当は、もっと仕事時間を減らすことに注力すべきだったと今なら思うのですが、優先順位を落としてしまっていたんですね。

 

結果、どうなったか。

 

その会社の仕事だけがすごくできる人間が出来上がりました。
局地戦用決戦人材です。

 

空白の14年間にゾッとする今日この頃…

14年間、所属している会社の、目の前にある仕事をさばくことばかりしてきました。なので、14年間の世の中の動きに、目を向けてきたつもりだったけど、あまり目を向けられておらず、14年分のいろいろなことに疎い中年が今ここにいます。

 

14年間、会社でやってきたことだって無駄じゃないはず。しかし、大きな枠ではクリエイティブ職ですが、俺が持っているのは局地戦用のノウハウでしかないため、使える場所が非常に限られているわけです。となると、14年やってきたということは、局地戦用に磨かれてきたものであり、局地戦以外では使えない人材になっていたということでもあります。

 

何が言いたいかというと…

社畜化」は、弊害として「視野を奪う」ってこと。

 

俺は社畜という言葉がキライだし、社畜化も悪いことだとは思いません。会社員が会社に属して組織のために役立つパフォーマンスを発揮するというのは当たり前のことだし、組織内に所属し給与をもらっておきながら斜に構えて組織のためにパフォーマンスを発揮しない人間よりずっと健全だと思っています。

 

しかし、何事にも限度はある。

 

盲目的に会社に忠戯を尽くしても、その会社が自分のことを一生面倒見てくれるわけではありません。自分のことは、自分で考えて、自分の幸せを掴みに行かなくてはならないのです。自分という株式会社は、自分で経営しなければ「詰み」ます。

 

40代の転職が大変なのは、こういうところです。

 

人生とは、配られたカードで勝負するしかない戦場。培ってきた経験を活かして、今あるカードでの戦いかたを考えるしかないのですが、もし5年前に戻れるのであれば、広い視野をもって局地戦用から汎用決戦人材化することで、40代で所有するカードがぐっと増える。カードが増えれば戦いの選択が増えるのは言うまでもありません。

 

俺みたいになるな!!!

若いみなさんに警告できることがあるとすれば、これ(↑)に尽きます。

 

幸い、俺はずっと続けてきたブログとか、ナイショでやってきた外の仕事とか、運に助けられるカタチで、いい会社といい仲間と巡り合うことができましたが、これは本当に運の要素が大きかったと思います。6面ダイス2つで「6」「6」が出たような運だったのでしょう。

 

局地戦で戦うことを強いられたとしても、自分の兵装を局地戦仕様にチューンナップしつづけるのではなく、戦場が変わった時にすぐに換装できるよう準備しておく必要があります。その戦場でトップの撃墜王になれなくても、最終的に人生という戦争で犠牲を少なくして生き残ることが、一番大切なのですから。