高知県の名産といって、俺が最初に思い浮かんだのが「カツオ」!漁港もすぐ近くにあるし、「おいしいかつおのタタキが食べたいなぁ~」と思っていたら、藁焼き体験ができるレストランがあると聞いたのでちょっと行ってきました。これが、面白くて美味しかったので、高知に行ったらぜひ体験してもらいたいので、ご紹介します。
What is WARA-YAKI?(藁焼きって何?)
「かつおのタタキ」の作りかたって、新鮮なかつおのウロコを削ぎ落し、皮をあぶっていくんですね。なんで焼くのかというと、諸説あるのですが、かつおの皮ってコラーゲンが豊富なため硬くて食べにくいそう。それを焼くことで、皮が軟らかくなり、脂肪が熱で溶けて舌触りが濃厚に感じられるようになるのだとか。
で、「藁焼き」というのは、アメリカのバーベキューみたいに大きな串で貫かれたかつおの塊を、藁を燃やした炎で自分で焼く体験ができるというもの。
もちろん、ただ焼くだけでなく、ほっかほかに焼きあがった出来たてを、板前さんにその場で切ってもらい、すぐ食べられるって寸法です。かつおの塊と出会って300秒(5分)で、めちゃくちゃ美味しいかつおのタタキを味わえます。
それでは、焼いてみた!
まずは、このようなかつおの塊を渡されます。この画像だと分かりにくいですが、結構デカいんですよ。そして重い(笑)。大きさや重さは「人の握りこぶし」くらいと思ってください。
こんな風に、藁の上に串を差し出します。皮のほうを炎に向けて焼いていきます。「少しずつ、こんがり焼いていく感じかなー」と思っていたら…
ファイアーーッ!藁がすごくいい感じで燃えだして、燃えさかる炎の熱波が顔に襲います。あちっ、あちっ、あちちっ。
「もういいですよ~」という店員さんの声で、炎の中から引き出された俺のかつお。短時間だったけど、結構、こんがり焼けちゃったなぁ…。
こんがり焼けたかつおをすぐ近くにいる板前さんに渡すと、スポッと手際よく串を抜き、サクッサクッサクッと、いい感じにおろしてくれます。
ジャーン!これが俺が焼いたかつおのタタキです。
んで、ポン酢しょうゆで食べるところですが、オススメは「粗塩オンリーで食べる」。これ、本当に美味しい。かつおがやわらかくて風味があって、そこに塩がアクセントになって、かつお本来の美味しさを引き上げてくるんですよ。スーパーで売っている、よく食べるかつおのタタキより二段階くらい上だな(自分比)。
たぶん、これはかつおの鮮度がいいから生まれるコラボレーションだと思うので、こちらで食べるときはぜひ、粗塩オンリーをお試しください。本当に美味しいから!
ちなみにこちらの定食ですが、しらすがたっぷりついてきます。画像だと少ししかご飯に乗せていないのですが、ご飯と同じくらいの量のしらすがついているので、薬味と合わせてガバッと茶碗に入れて、適度にかき混ぜて食べてください。はむはむはむ…、おおっ、なんと美味しきことよ。俺、幸せ★
んで、お値段はこんな感じ。や、安いすぎる!コスパがかなりいいと思います。
どこにあるの?
(かつお船さまのHPより)
高知市街からクルマで30分くらい。桂浜の近くです。
店内には、かつお関連のお土産の他、さまざまな高知県の名産が売られています。本当に網羅されているので、旅行に行った時のお土産はここでまとめて買ってしまう…というのもアリですね。買ったものの郵送もできます。
お店の人から聞いたイチオシ商品は、「かつおだしマル平」。俺も少し飲ませていただきましたが、たしかに旨い!味噌汁、茶わん蒸し、うどん、そばにも使えるのですが、かつおをいっしょに入れて作る炊き込みご飯なんて、最高だよね。
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