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【わくわく退職後ライフ】小学生の息子が毎日家にいる俺のことを不審に思い始めたので、退職したことを伝えた話。

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こんばんは、レトロゲームレイダー/ジョーンズです。

息子に、「お父さんは会社を辞めたんだよ」と、伝えるべきときがやってきました。最初は伝える気マンマンでいたのですが、奥さんが「ショックを受けないかな?」とか言い出したので、逆に不安になってきた今日この頃です。しかし、現実的な問題からは、逃げぬ、引かぬ、顧みぬの精神で、いよいよ息子にカミングアウトする決意を固めたのでした。

 

 

 

 

ムスコよ、聞いてくれ

俺「ちょっといいかい?大事な話がある」
ム「・・・・・」
俺「最近、お父さん、会社に行ってないだろう?」
ム「・・・・・」
俺「実はお父さん、あの会社を辞めたんだ」
ム「・・・・・」
俺「しばらく仕事探しに専念するから家にいるけど」
ム「・・・・・」
俺「お前に迷惑をかけることはないから安心してくれ」
ム「・・・・・」
俺「何か質問とか、あるかい?」
ム「・・・・・」
俺「そうだね。1月いっぱいはお休みすることになるかな」
ム「・・・・・」
俺「なんとかなるさ。だってお父さんなんだぜ?」
ム「・・・・・」
俺「お前とお母さんだけは、絶対、不幸にはさせないから」
ム「・・・・・」
俺「・・・・・」
ム「・・・・・」
俺「・・・・・」
ム「そんなことより、このタートルネックを手術してよ」

 

よしっ。朝のトイレで下半身のムスコとの対話シミュレーションで練習を終えた俺は、本物の小学生の息子との対話にのぞみました。

 

息子よ、聞いてくれ

俺「ちょっといいかい?大事な話がある」
子「どうしたの?」
俺「最近、お父さん、会社に行ってないだろう?」
子「うん」
俺「実はお父さん、あの会社を辞めたんだ」
子「えっ!」
俺「しばらく仕事探しに専念するから家にいるけど」
子「ええーーーっ!」
俺「お前に迷惑を…」
子「ちょっと待って!」
俺「・・・・・」
子「お父さん。仕事辞めたってことは、今、何の人なの?」
俺「・・・?」
子「たまねぎ剣士ってこと?」
俺「う、うーん。そうとも言えるし、そうじゃないとも言える、かな?」
子「だからか!」
俺「・・・?」
子「最近、お父さんからタマネギみたいな匂いがした理由が分かった!」
俺「いや、それは違うな。ちょっとショックな別の話だな」
子「たまねぎ剣士じゃないの?」
俺「うん。たまねぎ剣士じゃないな」
子「じゃあ、お父さんの今のジョブは何なの?」
俺「プー…ってところかな」
子「くまのプーさん?」
俺「プーさんだよ、ハハッ」
子「お父さん、それはミッキーだよ」
俺「…まあ、とにかく、ノージョブってことさ」
子「ダイジョブ?」
俺「お、おう。1月いっぱいはお休みすることなるから…」
子「働かないの?」
俺「いや、仕事を探すための、休みなんだよ」
子「ふーん」
俺「なんとかなるさ。だってお父さんなんだぜ?」
子「・・・・・」
俺「お前とお母さんだけは、絶対、不幸にはさせないから」
子「そんなことより!」
俺「・・・!?」
子「お父さんはノージョブじゃないよ!」
俺「・・・!?」
子「だって、お父さんは"お父さん"じゃないか!」

 

前半のふざけた会話の流れをみれば分かる通り、たぶん、息子は何も考えずに「僕、思いついた」くらいの気持ちで放った言葉だと思います。「職業:むらのむすめ」とか「職業:パパスのむすこ」みたいなノリで。でも、なんだろう。グッとこみ上げてきちゃったんですよね。本質をついているというか。ハートにクリティカルヒットというか。さくらももこ先生の『コジコジ』でも同じようなセリフがあったけど、今、一番必要としていた「気づき」「エール」「ほどよいプレッシャーと優しさ」を、息子がくれた感じがしました。

 

子どもって、本当にあなどれないですね。