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魔法使いに会ったことがある話。

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こんばんは、レトロゲームレイダー/ジョーンズです。

今回のお話は、話したら絶対に「えっ…」とか「あっ(察し)」とかいう反応になる話ということを先にお伝えしておきますね。でもね、ガチなんですよ。俺は魔法使いと会ったことがあります。コスプレイヤーとかそういうオチじゃないよ(笑)。なので、スピリチュアル系とかオカルト系の話が苦手な方は、飛ばしちゃってください。

 

 

 

 

あれは3歳の時のことでした…

俺は東京生まれなのですが、親がマイホームを買ったということで、埼玉県のとある田舎に引っ越してきました。3歳の時のことです。

 

幼いころの俺は、「後先考えないで行動しちゃうタイプの子」だったようで。まだその町に着いてすぐの頃、父親に自転車に乗せてもらって、一度だけ連れて行ってもらった「電車と町が見える丘」まで1人で行こうとしたのです。自宅から2キロくらい離れている場所だったかな。しかも、歩きで。3歳といえば幼稚園の年少組ですから、かなりのムチャだったわけです。

 

案の定、迷子になりました。ここまで来て俺は、ようやく「たどり着かないかもしれない」という思いだけでなく、「家に帰れないかもしれない」という思いが湧いてきて、生まれて初めて迷子の恐怖を味わいました。口を大きく開けて、空を向いてのギャン泣きです。そんなことをしているから、ガクッと足を踏み外しました。

 

今ではなくなりましたが、当時、新興住宅地といわれる場所は、雨水を流す側溝だけが先に作られていて、まだ家が建っておらず、使われていないから、フタが付けられていないという状態のものが結構あったのです。3歳の俺はそこに落ちました。結構深くて、片足がすっぽり入るくらいの深さだったかな。とにかく俺はそこに落ちたときに、左足の膝こぞうをザックリ擦り剥いたのです。すごく痛かったので、さらに泣きました。

 

「どうしたの?」

 

そんな私に話しかけてきた人がいました。小学生のお姉さん2人組です。

 

「どうしたの?迷子になっちゃったの?」
「たいへん、この子、ケガしてるよ」

 

お姉さんたちは3歳の俺を心配してくれました。すると、片方のお姉さんが俺の左足のすり傷の前に手をかざすと、こんなことを言い出したのです。

 

「ちょっと待っててね。いま、治してあげる」

 

もう片方のお姉さんが慌てて言いました。

 

「いいの?そのチカラ見せちゃダメなんでしょ」
「でも、ほおっておけないよ」

 

お姉さんの優しさにふれたせいか、痛みは気にならなくなりました。その後、そんな俺たちの近くを、出前中の近所のお蕎麦屋さんが通りかかり、ウチはよくそこの蕎麦屋さんで何度か注文をしていたため、蕎麦屋さんの手で藤に家に戻ることができました。

 

家に着いた俺は母親に怒られたのですが、まあ良し、ということに。そして俺は、ケガしちゃったから絆創膏を貼ってほしいと母親に頼みました。母親は怪訝そうな顔をして言います。「どこをケガしたの?」。そこで左足を確認してみると、さっきのすり傷はなくなっていました。正確には、すり傷があったところに、かなり前のケガと思えるカサブタが付いていただけだったのです。当然、痛みもありません。

 

そこで俺は、蕎麦屋さんに連れられて、お姉さんたち2人と別れるときに、ケガを見てくれた方のお姉さんが言っていた言葉の意味を知りました。「このことは、誰にも言っちゃダメだよ」

 

魔法使いだ!本当にいるんだ!

 

幼い俺は、そう思ってドキドキしました。

 

あれから何度この出来事をふり返っても、自分の身に起きた出来事に科学的な説明がつきません。常識的に考えれば、「夢を見ていた」とか、「別の時の記憶と一緒になっている」とか、そういうことにできなくはありません。実際、そうなのかもしれないとも思います。大人になってから、治癒能力の高いヒーラーと呼ばれる人がいることを知りました。

 

ただですね。自分としては、「不思議なチカラを持ったお姉ちゃんが助けてくれた」という可能性を捨てたくないのです。

 

なぜなら俺は、実際にその超自然的なチカラを体験しているわけですから。常識的ではないのは分かっています。しかし、常識というのは、狭い了見の中での世界にすぎません。常識とは確率性の高いものではありますが、都合が悪いことをすべて常識の範囲内におさめようと事実を改竄したりするもの。非常識の中に、新しいことが存在していることは世の中にいくらでもあるのです。魔法使いがいるなんて、バカバカしい話です。でも、非常識の中に隠れている真実の1つとして、そんな話があってもいいんじゃないかと、俺は思っています。

 

あの時のお姉さんが、結婚して、今では娘さんがいたりして、受け継がれた不思議なチカラの使いかたを人知れず教えていて、「このチカラは、滅多に人に見せたらいけないよ」なんてどこかで話している…。そんな光景が意外と近所にあるかもしれない。シリアルキラーがいるなんて話よりも、ずっと夢のある話だと思ったりする今日この頃でした。

 

こんな風に、子どもの頃はフツウのことだと思っていたけど、後から考えると、どう考えてもおかしいみたいな話、俺はちょこちょこ持っていたりします。