ほぼ日刊レトロゲームレイダース

おすすめエンタメ情報&笑い話を発信





?



私がソーシャルゲームにまったく気が向かないのは、データを失うのことの喪失感を知っているからという話。

f:id:retrogameraiders:20181205010150g:plain

こんばんは、レトロゲームレイダー/ジョーンズです。

ソーシャルゲームをほとんどやりません。重課金なんてとんでもない。こんなハンドル名ですから「どうせ、懐古主義のオッサンだから、新しいゲームをやらねえんだろ」と思われがちなのですが、俺は新しいもの好きだし、泡パも行ったし、渋谷ハロウィンもいくし、カラーランやウォーターサバゲーも嗜む男。そうじゃない。理由は記事タイトルの通りであり、思い出すのも苦しいある出来事がトラウマとなって、データだけの虚像に、時間と、お金をかけることを、躊躇させるのでした。

 

 

 

 

何があったのか?

あのとき、俺は誤動作によって取り返しのつかないことをしてしまったのです。
エロ画像の消去。2テラ分。

 

ギガではありません。テラです。動画じゃないんだぜ。画像だぜ。1枚のエロ画像のデータ量なんか、たかが知れているじゃないですか。それが2テラですからね。正確には約2テラでしたが。すごい時間をかけて集めたわけです。いろんなサイトをめぐってね。なんでもかんでも集めりゃいいってものじゃありません。自分の好みにあった画像だけをひたすら集めたわけですよ。約2テラ分。何年かかったかなぁ。手動だもんね。何台かのハードディスクを継承して、集め続けてきた集大成ですよ。

 

毎晩、寝る前にエロサイトを開いて、サイトの更新分をチェックして、好みの画像を回収しまくった日々。どんなに疲れていても、それだけは欠かさなかった。俺はその昔、会員制のエロ画像サイトにも複数入っていて。そこの画像なんかも漁りまくったなぁ。今にして思うと、このエロ画像集めがあったからこそ、辛い仕事の日々も耐えられたのかも。

 

ただ集めていたわけじゃないんだぜ。きちんとフォルダ分けもしていてさ。グラビアアイドル名、セクシー女優名といった人名で分けたり。出演作品で分けたり。シチュエーションやポーズや部位といったカテゴリーで分けたり。それによって、ビューアーソフトを使えば、いつでも好みのエロ画像が大量に見れるというデータベースが出来上がりつつあったわけですよ。

 

ファイナルファンタジーXV』だって90ギガですからね。こっちは2テラですよ。

 

 いつからこの取り組みをはじめたかというと、ADSLに繋いだ時からかな。スイスイ画像が出てくるようになって「こりゃあ、すごい!」と驚いたんだよね。それまでは、まだテレホーダイとかやっていたからさ。画像が出てくるのが遅かったんだ。上から少しずつ少しずつ出てきてね。1枚の画像が出てくるのに数分かかったり。だからサムネイルの小さな画像で、自分好みの画像かどうか見極めるのが上手くなった。そんな時代を経験しているとさ、ADSLの快適さに酔って、暴走の1つ2つしちゃうよね。

 

終焉はある日突然訪れた。2テラのハードディスクがいっぱいになってきたから、新しい2テラのハードディスクを買ったんだよ。同じやつ。そしてフォーマットしたときにさ、やっちゃったんだよね。エロ画像が入っているほうのハードディスクをフォーマットしちゃったわけ。よくある話さ。クイックフォーマットだったから、あっという間だったよ。

 

己の過ちに気がついたとき、どうなったと思う?悲鳴を上げたよ。「うわーっ」とか、「ぎゃーっ」じゃないんだぜ。もっと高い音。言葉にすると「ぴゃーーー」かも。高すぎて人間の耳じゃ感知できない超音波みたいな悲鳴が出たよ。マジで。

 

そのあとに襲いかかってきたのは喪失感。圧倒的な喪失感。ぐわっと、半身が持って行かれたような。魂のパワーが一気に半減したような感じ。寝ても、ご飯食べても、こりゃ回復しないなって分かる疲れというのかな。そういうものに襲われて、どうにもならなくなって寝込んだわい。さすがにね。

 

アホだと思うじゃん。でもね、時間かけてやっているからね。積み上げてきたものがあるからね。失ったものも大きいんだよ。それは、すぐに気持ちを切り替えられるようなものじゃないんだ。

 

ただね。データが消失しなければ、「終わらなかった」という気持ちもあるんだ。なんか止まらなかったんだよね。エロ画像収集が。集めても集めても満足できないというか。いや、おかしなことを書いていると自分でも分かっているよ。アホだとも。でもそうじゃないんだ。渇くんだよ。渇きが満たされないの。集めれば集めるほど渇くんだよ。あれは業だよね。人間の業。際限なく暴走し続けちゃう。そういうことって、この活動に限らずあるんだよ。

 

だから、「失うのが怖い」というのはちょっと違う。また、自分の意志のつもりで実は人間の業に操られているような、「あの暴走状態に巻き込まれるのが怖い」というのが本音のところかもしれない。ソーシャルゲームも、パチンコも、スロットも。今回はそんな話でした。