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【レトロゲームの話】『ドラゴンクエストIII』と、ネクロゴンド城と、己の宿命の星をみつけた話。

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「人には、それぞれ生まれ持った運命(さだめ)というものが存在しており、それをどのタイミングで自覚するかが人生をうまく生きるコツである」とは、私の言葉である。かくいう私は、幼い頃から「おや?」と思うことがあり、小学生にあがる頃には自分がどんな星のもとに生まれたのか自覚していました。

 

私の運命――それは「人から気づかれにくい存在感の薄さ」。人並みはずれたステルススキルの持ち主なのです。

 

 

 

とにかく私は、その場にいるのに気づかれない子どもでした。いるのに、体育教師が私を数え忘れるなんて日常茶飯事。友達に後ろから声をかけただけで「うわっ、脅かすなよ!」と驚かれる始末。

 

この能力「透明色の興奮(インビジブル・ワンダフル)」は大人になってからも健在であり、まだ奥さんとラブラブだった頃、奥さんに会社に迎えに来てもらったことがあったのですが、私が目の前にいるにもかかわらず、奥さんは5分近く私に気がつかなかったことがあります。

 

なので、単独潜入(スニーキング)が得意です。私こそがスネーク。小学校高学年になると私のあだ名はソリッド・スネークでした。

 

こんなこともありました。昔、日本ファルコムキングレコード主催で、ミス・リリアコンテストというものがありまして。その発表会は新宿のルミネのイベント会場で開催されました。人数制限があり、参加者と抽選であたった方しか入れないのですが、私は当日その会場に行き、ノーチェックで潜入に成功。杉本理恵さんの受賞を目の当たりにしています。

 

この能力は、ゲームでもいかんなく発揮されることがあり、ファミコンドラゴンクエストIII そして伝説へ』ネクロゴンド城でも力が暴走しました。この城はゲーム後半に出てくる難所であり、魔王バラモスが待ち構えている城です。

 

私、この城で一度もモンスターに遭遇せず、バラモスにたどり着いています。もちろん、聖水もトヘロスも使わずに。

 

なので、初プレイ時、本気で「ここはモンスターが出てこない場所」だと思っていました。ラスボスの居城で、敵が一匹も出てこない。「一対一の戦いを仕掛けてくるなんて、バラモスはなんて男気のある奴なんだ!」と感動したものです。友人に熱っぽく話してみると、どうも話がかみ合いません。こんなことばっかりです。

 

学生時代になると、話がいろいろ問題をはらんできます。

 

就職活動で知り合った友達同士で友人宅で飲んだことがありました。男性3名、女性4名での飲みです。1人ひとりとべろんべろんに酔っ払って帰っていったのですが、私は家が遠かったのでその日は泊まらせてもらうことになっていました。そんな私が部屋にいるのも関わらず、その部屋の持ち主の友人と、1人残った女子が、舌をからめてレロレロしし始め、ついには行為をBにまで移行しはじめたのです。

 

結局、2人はCまですることになり、私はどういうタイミングで存在をアピールするか悩んだ挙句、寝たフリをしました。パンパンスパパンという炸裂音と自分とまったく関係ない嬌声のコーラスを聞きながら過ごしたあの2時間のことは一生忘れられないでしょう。

 

そんなわけで、トップ画像はあながち貼り間違いではないのでした。そんな私は、この能力が活かせる仕事にも就けず、生きづらい毎日を送っているしだいです。