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俺たちは今、セガがソニーに勝った時代を生きている話。

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先日、メガドライブミニの収録タイトル発表第三弾があり、レトロゲーム界隈が震えました。メガドライブを代表する名作だけど版権の都合上絶対に収録できないだろうと言われていた『幽々白書 魔界統一戦』ほか、数々の「これぞ、メガドラ!」といえる名作の収録が確実となったからです。

 

 

 

現在明らかになっている収録作品30タイトル

魔導物語I
レッスルボール
レンタヒーロー
ソニック・ザ・ヘッジホッグ2
バンパイアキラー
ぷよぷよ
ミックスゾーン
シャイニング・フォース 神々の遺産
スペースハリアーII
武者アレスタ
ランドストーカー 皇帝の財宝
ガンスターヒーローズ
ダイナブラザーズ2スペシャ
ハイブリッド・フロント
ベア・ナックルII 死闘への鎮魂歌
魂斗羅 ザ・ハードコア
サンダーフォースIII
スーパーファンタジーゾーン
ロックマンメガワールド
アイラブ ミッキー&ドナルド ふじきなマジックボックス
ゲームのかんづめ お得用
パーティークイズ メガQ
ファンタシースター 千年紀の終わりに
幽々白書 魔界統一戦
ストリートファイターII'PLUS
大魔界村
タントアール
戦斧 ゴールデンアックス
ザ・スーパー忍
ストーリー・オブ・トア 光を継ぐ者

これ、ピンとこない人には意味不明だと思うんですけど、実は、すごいラインナップなんです。現在、収録タイトル40作品のうち30作品が公表されているのですが、「これぞ、メガドライブ!」というものばかりなんですね。しかも、マジで面白い作品ばかりなんですよ。

 

さらにいえば、プレミア化していて中古で購入しようと思ったら1本3万~4万円ぐらいするものだって何本も入っています。これまで一度も、復刻や移植がされたことがない作品も多数。セガだけでなく、いろんな会社の作品が入っており、さらにいえば版権モノの作品まであります。

 

冒頭で語った『幽々白書 魔界統一戦』は版権モノだけでなく、4人対戦が熱いゲームなんです。いうなれば、早すぎたスマブラといえる作品。でも、メガドライブミニは当初コントローラー2つとアナウンスされていたため、4人対戦は絶望的と思われていました。しかし、別売りHUBを買って、コントローラーを4つ揃えれば、4人対戦できることが明らかになりました。

 

すごく分かりやすく言うと、これまでファミコンとか、スーファミとか、ネオジオとか、プレステとか、いろいろなミニゲームハードが発売されてきましたが、ぶっちぎりのダントツで、夢みたいな「ぼくが考えたメガドライブミニ」を実現してしまっているのが、このメガドライブミニなんです。権利関係の交渉、技術的問題の解決など、断固たる信念がないと到底実現できないであろうプロジェクトを、セガゲームスはやってのけているってことなんです。

 

こうなると思い起こされるのは、

 

ソニープレイステーションクラシックです。たしかに名作揃いなんだけど、ゲームアーカイブスで700円で手に入るようなゲームが20本入ったおそまつなミニゲーム機は、誰も買わないので(俺は買ったけど)、新品が40%OFFの値段で売られている始末なのでした。

 

 

 

そして、あの日のことを思い出す

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あの日、新聞に衝撃的な広告が掲載されました。15段ぶち抜き、戦場で倒れる武士たちが映し出されており、書かれているのはたったひと言のキャッチコピー「セガは、倒れたままなのか?」。これは、2日間にわたる新聞広告プロモーションで、2日目の新聞広告ではにはドリームキャスト始動を告げるポジティブなものでした。しかし、事実上のセガ自身の敗北宣言でもありました。この日、セガサターンプレイステーションに負けたのです。

 

1998年のあの日。セガは、第五世代ゲーム機において、ソニープレイステーションに対して敗れました。

 

2019年の今、セガは、ミニゲーム機において、ソニーのプライステーションクラシックに対して、格の違いを見せつけた。

 

これって、

 

俺たちは今、「セガソニーに勝った未来にいる」といえるのではないでしょうか。だとしたら、まるで夢の中の住人(ドリームキャスト)になった気分です。

 

仕事でセガゲームス様を取材したことがあります。何人ものを人たちから話を聞く中で、必ず出てきたのが「いかにユーザーを感動させるか」という言葉でした。すべての事業において「感動させる」ことを目指しているセガゲームス。今回のメガドライブミニに収録されるラインナップの充実ぶりを見ていると、同社の言葉と行動にブレがないことがよく分かります。

 

セガが多くのファンたちから愛され続けている理由は、こんなところにあるのではないでしょうか。そして、メガドライブミニのラインナップを見て、あらためて思うのです。

 

メガドライブとは、時代の名前だったんだなと。