ほぼ日刊レトロゲームレイダース

レトロゲームについて、ほっこり&もっこりする思い出話と雑談多め



涼川絢音さんと、心療内科通いと、インポッシブルの果てに奇跡を見た話。

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2018年1月30日。
阿佐ヶ谷ロフトで涼川絢音さんの引退トークショーが、ひっそりと開催されました。もちろん、自称ファンである私も、早々に仕事を終わらせて駆けつけることに。

 

涼川絢音さんはAV女優である。

 

そんなわけで、今回の記事は「ちょっとだけ18歳未満禁止」なので、未来ある少年少女は見ちゃダメ、ゼッタイなのです。 

 

 

 

涼川絢音さんの一番メジャーな作品は、『君の名は。』のパロディAVである『君の縄。』ではないでしょうか。そんな彼女はピンク映画にも数多く出演しており、そっち方面だけでなく、なかなかの演技者です。知らなかったという成人男子は要チェックです。DMM.comに出演作品がたくさんあるよ。

 

すごい勢いで作品をリリースしており、ピンク映画にもバンバン出ている人気女優の彼女が、突然引退を宣言したのは、2017年12月のこと。ツイッターアカウントをフォローしていた私は驚きのあまり、仕事の会議中に「マジかよっ」と大声を上げてしまいました。それほど、突然のことだったのです。

 

最後の仕事が、1月30日のトークイベント。それをもって完全引退。トークイベントは、事務所が用意したものではなく、彼女主催によるものだそう。福岡県出身の彼女が、上京してこの業界に入って、涼川絢音として行なってきたすべては、このトークショーで終わるということでした。

 

ツイッターのアカウントも削除するそう。涼川絢音のすべて終わらせて、新しい未来に進もうとしている彼女の強い決意を感じました。

 

そんな涼川絢音さんに、私は助けられた過去があるのでした。

 

 

あれは数年前のこと。

 

当時の私は、仕事での人間関係のトラブルにより、私はかつてないほど心に大きなキズを負いました。信頼していたメンバーに手ひどいカタチで裏切られたのです。

 

正確に言うと、状況を知らない第三者がヘンなカタチで介入してきたことにより、実際に起きたことと当事者同士の意思と関係のないところで、分かりやすいストーリーに仕立て上げられ、そのストーリーが会社側に受け入れられたことによって、私が一方的に責任を取らせられるという…まあ、そんな感じの話でした。

 

上司や会社からどう思われようが別に構わなかったのですが、接触禁止によって当事者同士の対話が許されることなく、一方的に改竄されて相手に伝わることで、ずっと大切にしてきたメンバーとの信頼関係が壊されていくことが、本当につらくてつらくて。

 

食事が喉を通らない。眠れない。変な動悸が暴れている。体重が落ちまくる。

 

夜はあまりに眠れなくて。仕方がないので街を散歩するのですが、気がつくと2~3時間も歩いていて。結構ヘトヘトなのに、全然眠くないんですよ。

 

「今の自分はフツウじゃない!!」

 

と思い、会社の人事に相談したところ、産業医を紹介され、診察を受けた結果、不安神経症と診断。診断書までいただくことになりました。

 

んで、クスリを処方されることになったのですが。心療内科で看てもらったことがある方は分かると思うのですが、処方されるクスリの傾向として脳内分泌物を調整するものがあります。人間の感情や思考などはドーパミンの分泌によって行われており、不安神経症といった症状はこのドーパミンの分泌量を減らすことで、不安な気持ちを一旦やわらげる。やわらげてみてどうなるかの経過を見てみる。こういう流れになるわけです。

 

ところが、副作用があるわけです。ドーパミンは人間のあらゆる感情や行動に影響しているものなので、分かりやすく言うと、「ドーパミンの分泌量が減る=感情&行動エネルギー量が減る」であり、なんか省エネ人間っぽくなってしまいます。

 

「最近、『氷菓』の折木奉太郎みたいですよ。私、気になります」

 

とか、心療内科に通っていた頃はよく言われていました。しかし、そんなことはどうでもよくて。本当の悲劇はここからだったのです。

 

男性生殖器が勃たない!

 

あるとき、事に及ぼうとした私は、いつもと違う『相棒』に愕然としました。いつもなら勃つはずのものが勃たなかったのです。

 

これは、なったことがある方は分かると思うのですが、結構衝撃がデカいもの。これまで苦楽を共にしてきた『相棒』からの突然の音信不通。信頼関係の喪失という一面があります。また、やはり男としての自信の象徴の崩壊。スターリン像が引きずりおろされた時のナターシャもこんな心境だったかもしれません。

 

加えて言うなら、相手の女性のプライドも傷つけることに。「なんか、私じゃダメみたいだね」「ごめんね、下手で」的な。それに対して、男からは何の弁解もできません。

 

内蔵電源容量が切れたエヴァンゲリオン初号機のように沈黙する『相棒』。私はエントリープラグ内のシンジくんのように「動け、動けよ!」とあがきますが、まったく反応がありません。あくして、最低に気まずいシャワータイムがあり、私は「インポって、インポッシブル(不可能)という意味もあったんだ…」とか、どうでもいいことに妙に納得したものです。

 

んで。

 

毎週通っている心療内科の先生に相談してみたのですが。「まー、そういうこともあるでしょうね。でも今は、心の方のケアが大事ですから。そっちはとりあえずインポッシブルなままで」という、経過をみましょう的なことに。

 

そのときに、「一応、アダルトビデオを見てみたら、どうでしょう」というアドバイスをいただき、さっそくDMM.comでいろんな女優さんのサンプル動画を見て、『相棒』の反応を見ることにしたのでした。

 

吉沢明歩さん……チン黙

周防ゆきこさん……チン黙

AIKAさん……チン黙

波多野結衣さん……チン黙

水野朝陽さん……チン黙

高橋しょうこさん……チン黙

湊莉久さん……チン黙

あべみかこさん……チン黙

阿部乃みくさん……チン黙

 

毎晩、深夜3時くらいまで、ひたすらDMM.comのページでAVのサンプル動画を観まくるという日々。毛はあるのに不毛というこの時間に終わりはあるのか。そんなときに、ピクッと股下右京が反応を示しました。

 

それが、涼川絢音さん作品『中○しいいなり温泉旅館』だったのです。特に、好反応を示したのが、後半にある両手を縛られて身動きが取れない状況で攻めて攻めて攻められまくってじらされまくった後からの攻守交替の涼川絢音さんの演技は、まるで地中海ヴォルガナ島でカーズの波紋疾走をジョセフがエイジャの赤石で増幅させて地中深くのマグマに活性の楔を撃ち込んだがごとく、チン黙していた『相棒』内に謎の高エネルギー反応を確認。それは瞬く間に全体に広がり、フニャフニャだった砲身は急激に硬度を取り戻し、YMS-16Mザメル・ウン・カノーネの680mmカノン砲の砲撃体制へ移行時モーションを経て、その姿は、もはや股下右京ではなく、亀柱薫でした。

 

こうして私の『相棒』は涼川絢音さん作品『中○しいいなり温泉旅館』によってふたたび大地に立つことができたのです。私は喜びに打ち震えながら、作品に出ている涼川絢音さんに対して、「親父たちが夢中になるわけだ」と思いました。

 

で、話はトークイベントに戻ります。

 

イベントの後半では、イベント参加者による事前アンケート用紙に書かれた内容が司会者と涼川絢音さんに選ばれたものだけ読まれるというコーナーがあり、私の上記の話は一番時間を取って読まれ、会場は大盛り上がりとなりました、とさ。

 

めでたし、めでたし。