ほぼ日刊レトロゲームレイダース

レトロゲームについて、ほっこり&もっこりする思い出話と雑談多め



息子が新しい友だちを家に呼んで、大好きなゲームでいっしょに遊んだ結果、ギャン泣きした話。

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こんにちは、レトロゲームレイダース/ジョーンズです。
戦争を知らない子どもたちと、平和を知らない子どもたちとでは、見ている世界が違います。それを知らないでいると、小さな親切も悲劇の引き金になってしまうということを、我々は知っておく必要があるのです。

 

 

 

 

明日、友だちが遊びに来るんだ!

と、小学3年生の息子から報告を受けました。息子は友だちが少ないわけではないのですが、あまり家に友だちを呼びません。どうやら、「家に呼ぶ=最上級のおもてなし」と考えているようで、よほど気にいった友だちしか連れてこない様子。今回の友だちはよっぽど気にいった子なのでしょう。

 

もう寝る時間が近づいているにもかかわらず、テレビの前でシャカシャカと何かをしています。何をしているのか聞いてみると、「明日、遊ぶためのゲームをチョイスしているんだ」とのこと。息子がお気に入りのニンテンドウ64のソフトの中から、友だちの接待に適したものを選んでいるようです。

 

翌日

俺が家に帰ると息子が泣いていました。奥さんのほうを見ると、外国の映画の「お手上げだ」というジェスチャー。そこで、息子から話を聞いてみると…

 

放課後、息子は新しい友だちを連れて家にやって来ました。「ゲームであそぼう!」「いいね!遊ぼう!」。そして、息子はテレビの前にニンテンドウ64を持ってきて、S端子ケーブルをつないで、ACアダプターをつないで、スイッチオン。

 

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最初に遊んだのはディディーコングレーシング。超有名な『マリオカート64』ではなく、あえてマイナーな作品チョイス。しかし、『ディディーコングレーシング』は『スーパードンキーコング』シリーズを手がけたレア社製。一説には『マリオカート64』よりもこっちのほうが面白いという説もあり、なかなか"分かっている選択"だと私は評価したい。しかし、友だちの反応は悪かったそうです。

 

息子は雰囲気を察して、次のゲームを替えました。

 

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ボンバーマン64』。なるほど、そうきたか。この作品は、通常のボンバーマンだけでなく、「バトルモード」、パズルゲーム「ぱにっくボンバー」、パズルゲーム「さめがめ」、ミニゲーム集「ボンバーマンランド」の5つのゲームが入っているお得用。接待ゲームのチョイスとして悪くはない。ただし、「ぱにっくボンバー」も「さめがめ」も大して面白くな…いや、今どきの子供に面白さを伝えるのはなかなか難しいゲーム。案の定、友だちの反応はイマイチだったそうです。

 

息子は次のゲームを勧めました。

 

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ヨッシーストーリー。なぜ、ここで1人プレイ用のこのゲームを持ってきたのか。息子いわく、「僕が大好きなゲームだから」。なるほど。なんとなく感じていた友だちのニンテンドウ64への不信感を拭うために、「64にはこういうゲームがあるんだ」というアピールをしたかったようです。しかし、『ヨッシーストーリー』はかわいい見た目ですが、なかなかブラックな要素も兼ね揃えた作品であり、この良さが分かるのはなかなかサブカル趣味な人ではないかとお父さんは危惧。その心配は的中し、やっぱり友だちの反応は良くなかった模様…。

 

息子が選んだ次のゲームは、

 

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エキサイトバイク64。うん、確かに『エキサイトバイク64』はとても楽しいゲームなのだが、ちょっとチョイスが渋すぎる気がする。子どもウケはしないぞ。オフロードバイクってマニアックすぎるので、このゲームはせめてファミコン版『エキサイトバイク』をプレイしている人に対してアピールしたほうがいいと、お父さんは思うんだがなぁ…。やっぱり友だちの反応は鈍かったようで。

 

その次に息子がチョイスしたのは、

 

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『ドゥーム64』。息子が精神的に追い詰められていて、もはや、まともな思考ができなくなっている様子がよけ分かります。『ドゥーム64』を差し出されて、「ウヒャッホーウ、ドゥームだ!」と喜ぶのは、いつまでも少年の心を忘れないお父さんの友だちくらいのもので、そんな小学生がいたらおじさんはとてもとてもイヤです。

 

「じゃあ、このゲームはどうかな?」と息子がソフトケースをごそごそしていると、友だちが言ったそうです。

 

 

「ねえ、ニンテンドースイッチはないの?」

 

 

 で、息子は夜まで泣きつづけていた…ということらしく。


にんともかんとも。感覚的な操作ができるニンテンドースイッチのゲームに比べると、ニンテンドウ64のアナログスティックは前世紀の遺産みたいなものなので、慣れ親しんでいない今の子どもたちには少しツライものがあるのかもしれませんね。

 

ともあれ、そういうカベをものともせずに、面白いものは面白いと探求心旺盛な息子を誇らしく思うとともに、我が家もそろそろニンテンドースイッチを買わないといけないのかなぁと思いはじめた俺でした。